アラブ首長国連邦アブダビ(CNN Business) 世界食糧計画(WFP)のデイビッド・ビーズリー事務局長は26日に放送されたCNNの番組で、一握りの超富裕層の人々が保有する資産のごく一部だけで、世界の飢餓問題を解決する手助けになり得ると訴えた。 ビーズリー事務局長は、CNNのベッキー・アンダーソンによるインタビューで、億万長者の人々が「今まさに一度、力を入れる」必要があると指摘。世界有数の富豪であるアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏と米電気自動車(EV)大手テスラなどを率いる実業家のイーロン・マスク氏の名を挙げた。 ビーズリー事務局長は「もし我々が手を差し伸べなければ文字通り死んでしまう4200万の人々を救うための60億ドル(約6800億円)だ。複雑な問題ではない」とも述べた。 ブルームバーグ通信によれば、マスク氏は2890億ドル(約33兆円)近い資産を保有する。つまりわずか2%分の資産
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