エンタープライズの分野で、2017年にブレークする、すなわち急速に注目度が上昇するであろうインフラ技術を選出する「ITインフラAWARD 2017」の結果を日経BP社が発表しました。 このアワードが開始された3年前から、僕は審査員として識者の方々の末席に名を連ねておりまして、審査会では毎年とても刺激的で勉強になる議論に参加させてもらっています。 今年のアワードの結果は記事タイトルですでに明かしていますが、グランプリが「サーバレスアーキテクチャ」、2位は「カンバセーショナルUI」、そして3位は「ストレージクラスメモリー」でした。 僕を含む審査委員がどのような議論を経てこの結果に至ったかは、おそらくもう少し詳しい記事が別途オンラインのITProもしくは雑誌の日経システムズに掲載されると思いますので、この記事では審査会で議論する前に、僕自身が考えていた順位について紹介しようと思います。 2017