「誤る」ことが多いから「謝る」ことになるんです。この根幹の1つは、不肖は、いわゆる「用語集」の交換・統一・合意形成ができていないことだと、最近痛感してます。 ユーザ企業のIT部門殿とそこから設計・開発等のSIを受託するベンダーさん。 お互いにはそれぞれITプロジェクトを企画・立ち上げ・実行・展開していくための方法論(注:完成度は別として)があり、それに基づきプロジェクトの方針が随時打ち出されていきます。 ところが、 「用語」の意味がかみあわない。 たとえば、 「要件定義」と「外部設計」 どこまでが「要件定義」でどこからどこまでが「外部設計」か? 委託先と委託元でその言葉(この場合まずはフェーズ定義になりますが)の意味に齟齬が生じていたりします。 それぞれの自社内にはそれまでの文化・慣習・経験があり、 何を決めることが要件定義の目的で、 それらはどんな成果物にどのくらいの粒度で記述さればいい