「雲の中のサービスだからこそ,ユーザー企業への『見える化』が欠かせない」。2009年7月16日開催の「エンタープライズ・クラウドフォーラム」に登壇したNTTコムウェア サービス事業本部サービスプロバイダ部の尾西弘之部長は,運用管理の視点から企業向けクラウドの要件をこう指摘した。 クラウドの見える化に使うツールは,運用管理のベストプラクティスを体系化したITIL(Information Technology Infrastructure Library)V3である。尾西氏の講演テーマは「ITIL V3が支えるNTTコムウェアのエンタープライズ・クラウド」。SLA(Service Level Agreement)の締結を要件とするユーザー企業に対して,ITILなどによって運用管理を可視化することが必要と説く。 クラウド・コンピューティングを提供者側の視点で見ると,「この10年で実用化が進んだ技
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