「航行の自由」作戦 【ワシントン和田浩明】米国防総省は30日、中国が全域を実効支配する南シナ海・西沙(英語名パラセル)諸島にあるトリトン(中建)島の12カイリ(約22キロ)内に米海軍艦船を派遣する「航行の自由」作戦を実施したと発表した。米国は昨年10月にも南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で同作戦を実施。今後も定期的に続ける方針だ。 西沙諸島では、1974年にベトナムと中国が武力衝突し、現在は中国が全域を実効支配。ベトナム、台湾が領有権を主張している。
![西沙諸島:米艦、12カイリ内に…中国が実効支配 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/83225ef5d4d6d9826e344dd63f01dfbe641d1100/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2016%2F01%2F31%2F20160131k0000m030067000p%2F91.jpg)
世界はなぜ「暴力の時代」に逆戻りしたのか? ターニングポイントは中・露の「無法行為」だった! 「話せば分かる」はもう通じない パリが同時多発テロに襲われた。 私は1月のシャルリーエブド襲撃事件の後、2月20日公開コラム(http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/42185)で「世界は『テロと戦争の時代』にモードチェンジしたのではないか」と疑問形で書いたが、残念ながら、それは正しかったようだ。オランド仏大統領は「フランスは戦争状態にある」と言明した。 事件の詳細はテレビや新聞が連日報じているから、ここでは長期的な視点から事件を考えてみる。世界はどのようにして、テロと戦争の時代に逆戻りしてしまったのか。 1945年の第2次大戦終結後、世界を揺るがすような大規模テロはしばらく起きなかった。その代わり、米国と旧ソ連が東西両陣営に分かれて冷戦を戦った。
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