安倍首相、靖国参拝見送り=真榊奉納、秋季例大祭 安倍首相、靖国参拝見送り=真榊奉納、秋季例大祭 秋季例大祭で安倍晋三首相が奉納した祭具の真榊(まさかき)=17日午前、東京・九段北の靖国神社 安倍晋三首相は、東京・九段北の靖国神社で17日に始まった秋季例大祭に合わせ、祭具の真榊(まさかき)を私費で奉納した。中国や韓国との関係改善を考慮し、20日までの例大祭期間中の参拝を見送る意向だ。 終戦記念日の首相・閣僚靖国参拝 靖国神社によると、首相の真榊は「内閣総理大臣」名で、17日朝から神前に供えられた。真榊料は5万円。これに関し、加藤勝信官房副長官は同日午前の記者会見で「首相の私人としての行動だ。政府として見解を申し上げる事柄ではない」と述べた。 首相は同日午前、首相官邸で記者団が「例大祭での靖国参拝を見送るか」と質問したのに対し、直接は答えず、「おはよう」とあいさつするにとどめた。 首相は