安保理 アフリカ干ばつで声明 7月26日 6時25分 国連安全保障理事会は、アフリカ東部のソマリアなどで起きている深刻な干ばつについて協議を行い、現地の状況に深刻な懸念を示したうえで、緊急支援を行うための資金の拠出を各国に呼びかける声明を発表しました。 この問題で安保理は、25日非公開で協議を行い、協議のあと、今月の議長国ドイツのウィッティヒ国連大使が記者団の前で、報道機関向けの声明を読み上げました。声明は「安保理は、ソマリア南部の飢餓状態と、周辺でも起きている栄養失調の問題について深刻な懸念を表明する」としたうえで「危機をこれ以上深刻化させるのを防ぐために、国際社会が結束することを促す」として、各国に速やか資金の拠出を呼びかけています。また声明は、ソマリアのイスラム過激派組織が現地での国連の活動は認めないとしていることなどを踏まえて、現地のあらゆる勢力に対し、人道支援活動を妨げないよう促