セルビアの首都ベオグラード(Belgrade)で支持者らの歓迎に応える、民主党を率いるボリス・タディッチ(Boris Tadic)大統領(右から2人目、2008年5月11日撮影)。(c)AFP/Andrej Isakovic 【5月12日 AFP】11日に投票が行われたセルビア総選挙で、親欧派の政党連合を率いるボリス・タディッチ(Boris Tadic)大統領が同日、勝利宣言を行った。 今回の総選挙は事実上、コソボ(Kosovo)自治州の独立宣言で反発が巻き起った欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票となった。 選挙管理委員会、選挙監視団、また複数の政党は先刻、タディッチ大統領率いる親欧路線の政党連合が予想に反し優勢だと発表していた。 国内のNGO団体「Center For Free Elections and Democracy(CeSID)」はAFPに対し、親欧派連合が得票率約39%