ケープタウン(Cape Town)の議会前で国家情報保護法案に反対し、デモ行進する人々(2011年11月22日撮影)。(c)AFP/RODGER BOSCH 【11月23日 AFP】南アフリカ下院は22日、機密文書の保持や公開を禁じる国家情報保護法案を賛成多数で可決した。下院の議席は与党アフリカ民族会議(African National Congress、ANC)が大半を占める。 同法案によれば、違反者には最大で禁錮25年の刑が科される。社会の利益となる情報も対象になることから、「民主主義を脅かす」「汚職の実態が暴かれなくなる」などと物議を醸していた。 ケープタウン(Cape Town)の議会を傍聴していたジャーナリストらは、法案が可決されると、怒りをあらわに退場した。議場の外では黒服姿の数百人が「ネルソン・マンデラ、助けて。私たちの自由を守って」「リビア、エジプト、チュニジア、次はANC