2008年2月12日、スイス・ジュネーブ(Geneva)の国連(UN)本部で開催中のジュネーブ軍縮会議で、記者会見に臨むロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相。(c)AFP/Fabrice Coffrini 【2月13日 AFP】米国政府は12日、ロシアが提示した宇宙兵器配備禁止に向けた条約案を拒否した。 同条約案は、スイス・ジュネーブ(Geneva)の国連(UN)本部で開催中のジュネーブ軍縮会議でセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)露外相が、「宇宙での軍拡競争を防止しないことには、国際安全保障は実現されない」として中国と共同で提案したもの。 これについて、ダナ・ペリノ(Dana Perino)米大統領報道官は、宇宙空間における活動やアクセスへの規制には反対だとして、条約案の締結は「不可能」と述べた。 また同報道官は、競合国間の疑念を取り除くべく、互いの行