2008年2月9日、ベネズエラのバリナス(Barinas)で記者会見を行うウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領。(c)AFP/Pedro REY 【2月11日 AFP】(2月12日 一部更新、写真追加)ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は10日、米石油大手エクソンモービル(ExxonMobil)との訴えに基づいて国営ベネズエラ石油(PDVSA)の海外資産の差し押さえが実行されれば、米国への原油輸出の停止も辞さない考えを明らかにした。 同大統領は、自身の定例ラジオ・テレビ番組『こんにちは大統領』で、エクソンモービルを「盗賊」と呼び、「こうした帝国主義の盗人、企業犯罪者どもに、わが国の搾取は許さない。彼らはイラクの侵略を支持し、今なお続くイラクでの虐殺を支持している」と強く批判。油田国有化政策をめぐる同社との係争について「経済戦争の氷山の一角」と述べ、「わ