2007年5月14日、レバノン南部の村Khirbet Silemで国連(UN)平和維持部隊が回収したイスラエル軍のクラスター爆弾の小型弾頭部分。(c)AFP/RAMZI HAIDAR 【4月10日 AFP】クラスター爆弾の被害者の代理として活動する国際団体が9日、クラスター爆弾禁止条約に加盟しないよう欧州およびアフリカ他国へ働きかけているとして米政府を非難する声明を発表した。クラスター爆弾の禁止条約案は5月に国際会議での合意が目指されている。 声明を発表したのは国際NGO「Handicap International(ハンディキャップ・インターナショナル)」。同団体のベルギー支部代表Stan Brabant氏は「(条約に加盟しないよう)米国がロビー活動を行った多くの国からその証拠を得た。極めて執拗(しつよう)な働きかけも含まれるとみられる」と述べた。 クラスター爆弾禁止条約案は、5月19日