スイスのベルン(Berne)で開かれた国連(UN)関連27機関のトップ会合後、記者会見に臨む潘基文(Ban Ki-moon)国連事務総長(右)と国連食糧農業機関(FAO)のジャック・ディウフ(Jacques Diouf)事務局長。(2008年4月29日撮影)。(c)AFP/NICHOLAS RATZENBOECK 【4月29日 AFP】スイスのベルン(Berne)で2日間にわたって開催された国連(UN)関連27機関のトップ会合で、世界的な食糧問題への対応が集中討議された。潘基文(Ban Ki-moon)国連事務総長は29日、会合後の記者会見で、食糧危機に各機関と連携して取り組む作業部会の設置を発表した。 会合では、食糧問題に関する緊急対応策から、世界的な食糧危機を解決するための長期的措置まで広く協議された。 ■「WFPに緊急資金援助を」 潘事務総長は、最優先課題は「飢えに苦しむ人々への食糧