総合スーパーが長期的な低迷に苦しむ中、一人気を吐いているのが西友だ。世界最大の小売業、米ウォルマート・ストア―ズの傘下に入り7年。2008年12月期まで7期連続で最終赤字が続いていたが、昨年の既存店売上高は0.3%増。イオンやイトーヨーカ堂が前年割れする中、復活ののろしをあげはじめている。その西友のコミュニケーション戦略が、実にKYなのだ。 同社は「KY」というキーワードを前面に押し出している。同社の特徴である「カカクヤスク」「クラシヤスク」という二つのメッセージを分かりやすく伝えるためだ。「東京KY生活」なるホームページも存在する。 まずはこのCMから見てみよう。「新生活のうた編」だ。 「西友にとり、あえ〜ずいけあ♪」。陽気な外人新婚夫婦が西友で次々と新居のアパートに家具・雑貨を運び込む映像のバックで、ちょっと舌足らずな男の子の歌声が響く。「だって家具や雑貨も安いんだもの。新生活も
Omniture Summit 2010が終わって3週間近くが過ぎた。基調講演や発表内容については既に多くのメディアで伝えられており、Twitter上でも未だに「#omtrsummit」のハッシュタグで発言が続いている。今回は、実際に楽天においてアクセス解析と最適化を推進している現場の立場と視点で、最新事情を見聞し、海外のマーケターたちと触れ合ったり、セッションでの反応を見て感じたこと、垣間見えた海外と日本の違いやオンラインマーケティングの将来像などについて紹介したい。【】 ■マーケティングは永遠に変わってしまった 家族がテレビの前に座ってCMを見ている。若者が雑誌の広告を憧憬の眼差しで見つめる。飛行機の中では大勢が同じスクリーンで同じ番組を見ている。 “TVや広告が一方的だった時代を覚えていますか?” 1週間経って冷静に振り返ると、最も印象的だったのは2日目のランチで、スポンサーのRes
確かに、「中国ってこわい」だけで片付けてはいけない気がしてきました。 こちらは、米Gizmodoのブライアン・ラム編集長による、グーグルの中国市場撤退をめぐる動きについての考えさせられる手記です。 続き以下、ラム編集長よりです。 グーグルが中国からの撤退を表明し、セルゲイ・ブリンは検閲に対抗するようアメリカ政府に働きかけています。アメリカにはこれまでも、外国に対し、倫理的・経済的な基準を押しつけてきた過去があります。こうした発想はよろしくないんです。戦争とは、このように始まるものだから、です。 検閲なんて、確かに自由な世界のネティズンにとっては、いまわしい言葉です。でも僕たちだって、企業利益を保護するための検閲や、宣伝をしています。なので、グーグルの姿勢を支持すべきなのかどうか、僕にはよくわかりません。 僕は、他のアメリカ人とは少し異なる視点から話をしています。僕はこの国で生まれましたが、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く