前回、漫画を描くだけではなく、漫画を宣伝することも漫画家の仕事になりつつあるという話をした。 文句ばかり言っているが、これに関しては本当に嫌というわけではない。ただ俺たちは永遠のトンガリキッズなのだ。 勉強する気はあっても、お母さんに「たまには勉強しなさい」と先手を取られた時点で「今やろうと思ってたのに」と全てのやる気をなくしニンテンドーにダイレクト switch してしまうように、自著を宣伝する気はあるが、編集側から「こんな感じで宣伝してください」と言われると「これは漫画家の仕事なんですかねー!?」と、急に問題提起してしまうのだ。 しかし「SNSに関しては編集より作家本人が宣伝した方が効果的」という現状は健全であり、命拾いしている、と言っても過言ではない。 言うまでもないが、ゴミや所持者不明の陰毛だらけになっている命を這いつくばって拾っているのは編集側である。 もし「作家より編集がSNS