茨城県の魅力をPRする「いばらき大使」を務めていた男性が県内の複数の事業者との間で金銭トラブルを抱えていた問題で、被害を受けたという4つの企業が10日付けで被害者の会を設立しました。 フードアナリストの藤原浩氏は平成26年から茨城県の魅力を全国にPRする「いばらき大使」に委嘱されていましたが、県内の複数の事業者との間で金銭トラブルがあったとして県は今月3日付けで大使を解任しました。 この問題で、藤原氏との間でトラブルがあったという県内の企業4社が10日付けで被害者の会を立ち上げ、県庁で記者会見を開きました。 会の代表を務める金砂郷食品の永田由紀夫社長は、藤原氏との金銭トラブルで返金を求めて訴訟を起こし、訴えが認められたものの依然として支払いがないということです。 永田社長は「さらなる被害者の拡大を防ぐために被害者の会を設立した。被害の額が少ないからとためらわずに申し出てもらい、一緒に活動し