www.comrade.jpn.com 神奈川県のはずれ。 駅前の繁華街以外は寂れ、奥には山ばかりが広がる田舎町。 真夏。 リサイクルショップを経営する手島(大森南朋)は、アヤしげな自称・映画プロデューサーのマルセル小林(田中哲司)とつるむ以外、特に楽しいこともなく、日々しけた店を切り盛りしている。 従業員は態度のでかい出口(荒川良々)と、やる気ばかりで空回りの木村(清水優)の二人。 彼らの楽しみは飲みに出て、キャバクラでマイカ(門脇麦)や美由紀(新井郁)ら女の子をからかうことくらいしかない。 ある日、郵便局員の節子(あめくみちこ)から「父が死んだので家を整理し、不用品を引き取って欲しい」という依頼が。 手島たちは節子の家と蔵を物色するが、木村が蔵から意外な「もの」を見つける。 山から時折聞こえる銃声。 増え過ぎた鹿が農家の作物を荒らし、その被害が深刻化しているため、他県からも猟師を募って