古典文学や映画に核の冬が出てくると、それは時代だから仕方がないとは言えるけど、 今となっては核を主格にして扱うなんてかっこ悪いよね、と言われてもなんだか得心してしまう。 今だって全く健在的な問題なのに、現実的には大戦が起こってないから、津波があってもそういう危機感が物語に入ってこない。 仮に今から戦争が起こって、核にまつわる事件が発生したら相当な難事になる。 なにしろ過去作品の描写を越えつつ、今風のテイストに変換して不謹慎さを感じさせず、 古典事大主義的でダサくない感じに仕上げなければならない。核から宇宙戦争やガンダムが臭ってはならない。 日常系としての核、という側面はナウシカ原作が既に行っていて、よく考えるとその捉え方は今でもダサくない。 戦争のあからさまな警鐘と核爆弾を使ってドンパチやりかねないダサさとは無縁だ。 核その後の日常系かつ復活した人工による自然風景。核+日常系もすごいが、