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2014年3月6日のブックマーク (4件)

  • なぜ過疎の町に若者や起業家が集まるのか:日経ビジネスオンライン

    徳島県の片田舎に神山町という町がある。人口6000人あまりの小さな町で、吉野川の支流、鮎喰川の上流部に位置している。少子高齢化も進んでおり、高齢化率は46%に上る。過疎化に苦しむ、日の中山間地の典型のような場所だ。 ところが、神山はIT(情報技術)ベンチャーの“移転”に沸いている。 名刺管理サービスのSansan(東京都千代田区、寺田親弘社長)が2010年10月にサテライトオフィス「神山ラボ」を開設したのを皮切りに、9社のベンチャー企業が古民家を借りた(サテライトオフィスとは、遠隔勤務を前提としたローカルオフィスのこと)。借りるまでにはいかないものの、ヤフーやグーグルなど大手IT企業の社員が短期滞在で訪れることもしばしばだ。空き家として放置されていた古民家がオフィスに姿を変えている。 その動きはオフィスだけではない。 移住者の増加に伴って、店舗や施設のオープンも相次いでいる。ここ数年を見

    なぜ過疎の町に若者や起業家が集まるのか:日経ビジネスオンライン
  • 分業を嫌い続けた果ての産業衰退

    1980年代後半ごろから電子産業では新たな分業がいくつか発展した。米Apple社の「iPhone」をめぐるグローバルな分業(連載第3回)やパソコンにおける水平分業(同第4回)などが、その例である。そして半導体でも、設計と製造の分業が盛んになった。 ファブレスとファウンドリの分業 1980年代後半から半導体分野で、設計と製造を別の企業が担うという分業が発展する。半導体工場を持たないファブレスのチップ設計会社と、半導体製造サービスに特化したシリコン(Si)・ファウンドリによる分業、これが次第に広まる。 なおファブレス(fabless)という言葉は、「fabrication less」から来ている。「製造工場を持たない」という意味である。またファウンドリ(foundry) には来、鋳物、鋳物工場という意味がある。「鋳物を鋳造するように、シリコンで半導体製品を製造する工場」といったところか。

    分業を嫌い続けた果ての産業衰退
  • テスト駆動開発/振る舞い駆動開発を始めるための基礎知識

    連載目次 2000年代初期に開発手法として確立された「テスト駆動開発」(Test Driven Development、以下「TDD」)は、その後10年もの間で普及が進み、今や珍しくない開発スタイルの1つとなっています。国内でも「アジャイルアカデミー」「TDD Boot Camp」などによる推進・普及活動が各地で活発化し、認知が広がってきました。 なおTDDは誕生からこれまでの間に、さまざまな工夫や実践上のノウハウが提唱されてきました。またTDDの普及に影響を受け、他のさまざまな「テストファースト」手法も台頭してきています。 稿では、そうしたTDDの発展や、振る舞い駆動開発(Behavior Driven Development、以下「BDD」)など他のテストファースト手法への展開についても解説します。 ※編集部注:ソフトウェアの「テスト」そのものの概要や種類について知りたい方は記事「J

    テスト駆動開発/振る舞い駆動開発を始めるための基礎知識
  • 僕が"3.11後の物語"を作ったワケ

    厳しくも美しい自然の中で、農作物を育て、先祖代々受け継いできた土地を守りながら生きてきた一家。震災直後に警戒区域に指定され、無人となった故郷に弟・次郎(松山ケンイチ)が帰ってくる。そこで彼はたったひとりで田を起こし、苗を育てる。一方、震災によって、先祖から受け継いだ土地を失い、家業だった農業もできなくなった長男・総一(内野聖陽)は、々とした日々を過ごしていた。そんなある日、長きにわたって音信不通だった弟が帰ってきたと知った総一は、警戒区域に次郎を迎えに行くことにするが――。 ――作の公開は東日大震災から3年が経ったタイミングに重なります。 世間の雰囲気としては、震災の記憶がどんどん薄れていって、風化しているようにも感じます。それから、震災とこの原発の問題は、明らかに違う問題として考えなければいけません。心の問題は別として、震災の被災地は、神戸もそうだったように、復興することで希望が持

    僕が"3.11後の物語"を作ったワケ