阿部まどかさんは、日本で育ち、神奈川県の県立高校から、ハワイの高校へ交換留学。その後、日本に戻って日本の大学に通ったあと退学。マレーシアの大学を経て、最終的に米国の大学へ入学して現在勉強中、というユニークな経歴を持つ。日本、マレーシア、米国、それぞれの勉学環境は、どのように違うのか。自らの体験を語ってもらった。 日本の大学が物足りない 幼少期から国際交流に関心のある両親の下、たくさんの外国人を見ながら育ってきたまどかさん。そのおかげで国際交流にもともと興味があり、県立高校時代には、ハワイに交換留学した経験がある。当時、米国の公立高校はあまり勉強しなくてもよく、授業に参加できれば卒業できた。 2010年、大分県の立命館アジア太平洋大学国際経営学部に推薦で進学。同大学は90カ国以上の国の学生を集めた国際性で知られる。しかし、最初は刺激的だった授業が、だんだん物足りなくなった。 「大学の提出課題
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