燃費の不正問題で三菱自動車工業の岡山県の工場が軽自動車の生産を停止していることについて、林経済産業大臣は、資本業務提携を結ぶことになった日産自動車と三菱自動車の首脳に対し、生産停止の影響が地域経済に広がらないよう対応することを要請しました。 この中で両社の首脳は、資本業務提携を結ぶことになったと報告し、「将来、大きな相乗効果を生むように力を尽くしていく」などと述べました。 これに対して、林大臣は「工場がある岡山県では、地域経済や雇用面で不安を持っている。それを払拭(ふっしょく)することを期待している」と述べ、軽自動車の生産を停止している三菱自動車の水島製作所の従業員の雇用と、取引先の中小企業など地域経済への影響が広がらないよう、対応することを要請しました。