RAIDデバイスは2つ以上の実ブロックデバイスを用いて作られた仮想デバイスである。複数のディスクドライブやパーティションをまとめて一つのファイルシステムとして利用することができる。RAIDのレベルによるが、データの記録を冗長化させることができるためディスクの故障によるデータの損失を回避できることが期待できる。 LinuxのソフトウェアRAIDはmd(Multiple Devices)デバイスドライバとして実装されている。 現状LinuxではリニアmdデバイスによるRAID0(ストライピング),RAID1(ミラーリング),そしてRAID4とRAID5がサポートされている。 最近のカーネル(2002年現在)ではMULTIPATHというモードもサポートされるようになったが、このmdadmではまだこのモードを完全にはサポートできていない。 mdadmはmdデバイスの作成,管理,そしてモニタを行うた