kakusika.com この文章を書いてすぐ、あっという間に夏は去っていった。毎年アラバスタと冬島を往復しているだけ。二季の日本。 暑いという一本槍で戦う夏に対してあれだけ憎悪を持ち合わせていたのに、手放したら手放したで少し寂しく感じる。それは自分の今夏が充実していなかったからというのもある。充実していたらしていたで寂しく感じるのだろうが。で、夏が恋しくなってまた来年の6月ぐらいに買い戻して後悔なんかしたりする。一生学ばないし、一生学べない。 この季節頼りになった半袖たちも、もう通用しなくなってしまった。暑さ耐性はあったものの寒さ耐性がない。モンハンの装備みたい。午前6時に家を出てバイト先へ向かうため自転車に跨った一漕ぎめで、半袖じゃ防ぎきれない冷たい風の洗礼を浴びる。我慢してたどり着いた職場で社員さんが「もう限界やろ」と言ってくる。その通り、いろんな面で。さすがに寒すぎるので、シャツを