震災と原発事故の影響で福島県内で不通になっているJR常磐線は、21日、楢葉町から富岡町にかけての一部の区間で、6年7か月ぶりに運転を再開しました。 JR富岡駅では午前6時台から一番列車が発着し、早速、地元の住民や避難先から訪れた人たちが乗り降りしていました。 避難先のいわき市から富岡駅前の災害公営住宅に移り住んだ75歳の女性は、「運転再開の記念に友人らと竜田駅に行ってきました。駅も新しくなって、町の復興が進めばいいですね」と話していました。 富岡町出身で避難先のいわき市からボランティア活動のため訪れた高校3年生の男子生徒は、「まだ広い範囲で避難が長引いていることを考えると複雑な気持ちもありますが、町にはショッピングモールができ、電車も走るようになって、少しずつ前に進んでいくと感じます。将来は町の復興を担う人材になりたい」と話していました。 午前10時からは、津波の被害を受けて移築された富岡
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