2000年の頃、一目置かれる東大生の塾講師に教えてもらった検索エンジンがGoogleだった。 それまではyahooやexcite、infoseek、場合によっては横断検索なるものを使っていたのだけど、 はじめて見たGoogleのユーザーインターフェイスに僕たちは驚いた。 ロゴがひとつだけのシンプルなトップページ。クールだった。僕たちは西海岸の風を感じた。 それからというものPCのセットアップではブラウザのホームページ(正しい意味で)をGoogleにするようになった。 しかし最近のGoogleはどうだろうか。 検索結果はまとめサイトにあふれ、過去に重宝していたサイトにすら届かなくなってしまった。 今となっては既定の検索エンジンはbingを設定している。 だけどホームページは空白のままだ。いつかあの頃のクールなGoogleが帰ってくる日のために。