タグ

ブックマーク / note.com/kyslog (5)

  • 管理職が残業を巻き取るのはいいけれど|ショーンKY

    最近ツイッターで下のような漫画がバズっていた。これについて、「理想の上司!」とほめるコメントと共に、それなりに異論のコメントもついている。私も、私が過去に書いたことに引っかかる部分があったため、少し書いてみたい。 引継ぎの問題この漫画では、他の課の管理職がいきなり呼び出されて仕事の巻き取りに協力しており、かつ部下の従業員は帰してしまっている。つまり、他部署の何も知らない人間でも十分巻き取ることが可能な程度の仕事で、帰った従業員に聞かなければできないことは特にない、ということが示唆される。この部下には誰にでもできる単純事務がオフロードされており帰った部下に委任されていた部分はほとんどないのだろう(作中描写的にはまっさらな新人っぽいので、それならその通りなのだろうが)。 部下側がそれなりに複雑なレベルの仕事を任され、ある程度の裁量権を与えられていたとすると、その時点では部下しか知らないことがど

    管理職が残業を巻き取るのはいいけれど|ショーンKY
    hungchang
    hungchang 2023/09/09
    「責任が負えると判断され裁量権を与えられやりがいのある高収入の仕事は時短できない」「家に帰されるのが女性であることを含め、露骨な慈悲的差別があるなあ」
  • ニューヨーク・タイムズを読めば、弱者のトランプ支持の話もアイデンティティ・ポリティクスの限界論も載ってるよ|ショーンKY

    ニューヨーク・タイムズを読めば、弱者のトランプ支持の話もアイデンティティ・ポリティクスの限界論も載ってるよ 前回記事の最後に「アイデンティティ・ポリティクスは限界では」と書いたところ、その部分に出典が付いていない、というようなお話をいただいた。というわけで、そういう論調は米民主党内や支持層からも出てるよということを、代表的左派高級紙であるニューヨーク・タイムズの記事を中心に紹介したいと思う。 「弱者の支持を高めたトランプ」という世論調査 今回の米国大統領選では民主党のバイデンが勝利したが、アメリカの民主党支持メディアを見る限り、民主党側に完全勝利というムードはなく、民主党内の議論を見る限り一定の打撃を受けたという印象すら受ける。民主党支持の高級紙の代表格であるニューヨーク・タイムズを読んだところでは、以下の結果がムードに影響している。 1. 民主党は下院で議席増を見込まれながら、結果として

    ニューヨーク・タイムズを読めば、弱者のトランプ支持の話もアイデンティティ・ポリティクスの限界論も載ってるよ|ショーンKY
    hungchang
    hungchang 2020/11/11
    マイノリティのためにと言いながら害する行動になっているというのもあるんだろうけど、困窮してたら理念どころの話じゃないというのもありそうな。
  • 2020年米大統領選挙感想戦:マイノリティのトランプ支持への転向について|ショーンKY

    筆者は選挙が始まる前に、「大方バイデンが取りそうで、ラストベルトもバイデン支持が増えているが、一方でトランプがマイノリティの支持を伸ばしているので、それ次第ではトランプが勝つ可能性がある」というような話を顔見知りにしていた。 前回はトランプ当選の1年前に2014予備選の結果などからトランプの躍進を予測する記事を書いていたが、今回はトランプの勝利の目は薄いと思っていたので事前には書かなかったものの、結局選挙の勝敗が確定する以前に上記の話の「答え合わせ」が出たので、ちょっと書いておきたいと思う。 多勢としては白人=トランプで非白人=バイデンだっだが、トランプは相対的に非白人の支持を稼いだ 実は今年夏ごろから、非白人のマイノリティがトランプ支持に傾いているという話が、BBCやNYTで報じられていた。これはBLM運動が始まって以降に黒人がトランプ支持に流れだした、ということもあり、興味深い現象とし

    2020年米大統領選挙感想戦:マイノリティのトランプ支持への転向について|ショーンKY
    hungchang
    hungchang 2020/11/05
    民主党の親共を厭うキューバ系や、警察解体に反発する悪治安地区に住む黒人弱者など、トランプ支持に回る非白人も少なくなく、マイノリティは一枚岩ではない、と。
  • アメリカの格差と分断の背景にある自治体内での福祉予算循環|ショーンKY

    この数日アメリカで人種問題が激しいデモとして表出している。この問題が起きる原因について、畠山勝太氏の下記のエントリが「もっとも深堀りしている」というのが私の見立てである。このような良質な言説がnoteでしか共有されないというのは私も悲しむところである。 上記エントリでは、「なぜ人種別に住むところが分かれ、教育や治安が悪化するのか」についての説明は、固定資産税が教育予算となる事を氏の過去の記事で説明済みという前提でややあっさりめに下記のように説明されている。 土地と教育予算の結びつきを始めとする、教育システム内に張り巡らされてしまった人種間格差を維持・拡張してしまう仕組みを徹底的に取り除く必要があります記事では、畠山氏の記事で説明される「土地と教育予算の結びつき」――あるいは堂かおる氏の記事におけるsystemic racism=構造に内在された人種差別――について、より一般論に近い立場

    アメリカの格差と分断の背景にある自治体内での福祉予算循環|ショーンKY
    hungchang
    hungchang 2020/06/09
    富裕白人が良い住環境を求めて残された土地に貧困黒人が集まる、税収は得られず教育も治安維持も予算不足、十分な教育も得られず格差は再生産される、学区ごとでなく州が予算配分すれば緩和され得るのでは、と。
  • なぜ日本はまあまあ防疫できているのか(私的仮説まとめ)|ショーンKY

    もう一つ注目しておきたいのは、感染力のピークが発症直前の無症候の段階で訪れるという推定である。このHeらの研究では、発症前に感染が起きた割合は44% (95%信頼区間25–69%) に達するとしている。 そもそも病院に訪れないであろう無症候者・軽症者が大量におり、その上病院に行く者ですら感染の半分は病院に行く前に終わっているのだとすれば、陽性者を隔離するというストラテジーだけでは感染拡大を防げないことになる。PCR検査の1回の感度が7割程度という過去の知見(例1、例2、例3)と合わせれば、「病院に来た感冒症状患者全員にPCR検査し、陽性者を隔離する」という戦略で防げる感染は甘く見ても3割程度、厳しめに見れば1~2割程度となり、大半の感染を素通ししてしまうことになる。 あえて検査→隔離戦略一で解決しようとするならば、発症前でも検出できるよう、PCR検査とは全く違うレベルの検査――皆が毎朝自

    なぜ日本はまあまあ防疫できているのか(私的仮説まとめ)|ショーンKY
  • 1