ブックマーク / hanahiroinoniwa.hatenablog.com (26)

  • 生物学的非礼に耐えうる力 - わたし歩記-あるき-

    愛着障害とは、養育者との基的信頼を築けないままに成長した人のことであると、このブログで何度か書きました。愛着が成立するためには、自分の欲求を、精神的にも肉体的にも受け入れてもらう必要があります。この土台が整うことで、子どもは自分が生きていてもいい、ここに存在していてもいい、という確信を強めていきます。 ところが、愛着障害を持った人と言うのは、この存在の許可を得られなかったために、人とのつながりを感じることができません。あるいは、心身共に不意な侵入経験を理由に、他人との健全な境界線が希薄です。社会はキケンな場所で、助けを求めてもどうにもならない場所なのだと学習していますので、結果、自己主張ができなくなります。自己主張をしても、無視されるか、見捨てられるかのどちらかだと信じているためです。そこで、常に自分の感情を抑えて、人に合わせるようになります。これを過剰適応といいます。 いつでも安心し

    生物学的非礼に耐えうる力 - わたし歩記-あるき-
  • どちらかと言えば”どっちでもいい派”です - わたし歩記-あるき-

    パルシステムの石鹸シャンプーとリンス その昔、石鹸を手作りしたり、リネンや草木染めをはじめとする天然素材の雑貨を扱うセレクトショップで働いていたこともあってか、割と”ナチュラリスト”だと思われている私ですが、当のところは・・・と言うと、間違いなく、”どっちでもいい派”だと断言します。 もちろん、自然由来のものか、そうでないもの、どちらかを選べと言われれば、自然由来のものを選ぶ方だとは思いますが、何十年と使っているお気に入りの香水は、アロマオイルで作った自家製の”ねり香”等ではなく、エルメスの”地中海の庭”ですし、洗濯洗剤にしても普通にアタッ〇ゼロだったりします。コンソメの素もキューブ状のアレだし、カレー粉もSBのパウダー缶ではなく、ゴー〇デンカレーの中辛が好きです。そんなわけで、自然と人工、時と場合によって使い分けており、文字通り”どっちでもいい”のです。 そんなわたしが、最近ハマったシ

    どちらかと言えば”どっちでもいい派”です - わたし歩記-あるき-
  • 「3日後、あなたを自転車に乗れないようにします」と言ってるのと同じこと - わたし歩記-あるき-

    朝、窓を開けると、当たり一面、雪景色でした。東京の人間は雪道が当に苦手です。9時前の通勤時間帯に外に出てみたのですが、公共交通機関の車以外、まるで通っておらず、悠々と向こう側へ横断できました。アイスバーンが完全に溶けるまで、大きな事故などが起きないことを祈ります。 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~ (光文社新書) 作者:岡田 尊司 光文社 Amazon 自分の生きづらさが、「愛着」の不全によって生じていたのだと分かって以来、大学や高橋和巳先生の講座を始め、その他多くの「愛着障害」について書かれた書籍を通して、その仕組みや背景を学んできました(岡田尊司先生の著書は、一般の方に向けて書かかれているため、内容が少々粗くて浅いですが、愛着障害の概念をざっくりと知るのには良いです。)。 それらどの書籍にも共通して書かれていたのは、「生後1歳から1歳半までに身に着けた愛着のスタイルは、一生を通

    「3日後、あなたを自転車に乗れないようにします」と言ってるのと同じこと - わたし歩記-あるき-
  • 仕事始め - わたし歩記-あるき-

    裁断機でカット中 今朝は今年に入ってから一番の冷え込み。普段元気な仔犬でさえ、震え上がるほどでした。すっかりリモートワークがデフォルトになっていた夫ですが、よりによってこんな日に初出社。ですが、わたしはここぞとばかりに、昨年からずっと、やろうと思っていた写真用の印画紙の裁断作業を、集中して終えることができました。 www.gallery-kunitachi.com 観遊花 ふたり展 〜色なき色を映すもの〜 2022年 5月12日~17日まで in Gallery 国立 実は、5月12日から17日まで、地元のギャラリー国立様にて、正木友香さんとのふたり展を開催することになっています。最後の展示が2015年7月に銀座で開催したグループ展だったので、かれこれ7年ぶりの出展です。そして、今回は”ふたり展”ということもあり、ある程度まとまった数の作品展示ができることと、魅せ方の自由度も利くため、昨年

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  • 謹賀新年 - わたし歩記-あるき-

    新春のお慶びを申し上げます。 (写真は自宅付近から見える富士山と 初日の出です。) ほそぼそと書き綴ってるこのブログに そっと訪れてくださる皆さま、 いつも当にありがとうございます。 今年もマイペースで 歩みを進めて参ります。 2021年もどうぞ宜しく お付き合いくださいませ。 2021年、元旦。 きょうも、最後までお読みくださり ありがとうございました^^ さとうみゆき

    謹賀新年 - わたし歩記-あるき-
    hunnwariyuki
    hunnwariyuki 2021/01/01
    新年明けましたね(*''▽'') 今年も宜しくお願いいたします(^^ゞ
  • ペットロスについて思うこと② - わたし歩記-あるき-

    ベルとわたしは、アメリカで出逢いました。 2003年から2009年まで過ごした、駐在先。 夫婦仲がガタガタのまま渡米した上に、 慣れない海外での暮らし。 夫の会社での地位が、 そのまま現地のの人間関係のカーストになる・・ いったい誰に音を話せばいいのか? 誰と安心して感情の共有をしたらいいのか? 日に居た頃よりも、ある意味 日の嫌な面が凝縮されたような生活に 私は身も心も日に日に疲弊し、 ボロボロになっていきました。 もともと広く浅い、 社交辞令や美辞麗句を振りまくような 人付き合いが苦手だった私にとっては、 夫婦そろって仲良し仮面をつけたような パーテイー文化アメリカは ちょっとそこまで外出するだけでも ひどくストレスなものに感じられました。 そこへきて更にわたしを追い詰めたのが アメリカ特有の「車社会」でした。 人にはそれぞれ努力では どうにもならない苦手なことがあるものです

    ペットロスについて思うこと② - わたし歩記-あるき-
    hunnwariyuki
    hunnwariyuki 2020/10/19
    家族の一員だったんですね。感謝を忘れなければ心の中に生き続けていると思いますよ。私の思いを書きました。