韓国の李明博大統領は14日、天皇陛下の韓国訪問に関し「独立運動で亡くなった方たちに、心から謝罪するのであれば訪問するように(日本側に)伝えた」と述べた。忠清北道で行われた教育関連行事のあいさつの中で語った。 日本の植民地支配からの解放を祝う「光復節」(15日)を前に高まった国民の歴史意識を刺激し、支持率向上につなげる思惑がありそうだ。 李大統領は植民地支配を念頭に「加害者(日本)は忘れられるが被害者(韓国)は忘れられない」と指摘。「痛惜の念という言葉を言いに来るのであれば(天皇陛下は)来る必要はない」と述べた。(共同)李大統領「日本の力落ちた」 韓国人66%が評価