2021年4月12日のブックマーク (3件)

  • 武田信玄は本当に高坂昌信と恋人関係にあったのか? 『甲陽軍鑑』と起請文から読み解く戦国時代の「男色」の真実 | JBpress (ジェイビープレス)

    ある硬派な歴史ゲームで、2人に相撲を取らせると、信玄が「ああ、このままずっとがっぷり四つでお主といられれば・・・」と呻き、昌信も「・・・もう昌信はとろけそうなほど殿にまいっております」と囁くようなシーンがある。このやりとりを見たプレイヤーたちが、「あ」と何かを察する顔で黙ってしまうというぐらい有名な関係とされている。 まずは、この時代の男性同士の性的関係を指す「男色」という言葉について、簡単に説明しておきたい。まず男色は「なんしょく」と読む。「だんしょく」ではない。同種の意味を指す「衆道」も「しゅうどう」ではなく、「しゅどう」と読んでほしい。 そして男色は、今日でいう「同性愛」ではない。こう言うと一部からお叱りを受けることもあるが、男色や衆道は、対等な男性同士の恋愛ではなく、年長の男性が、年少の男子を愛玩する肉体の関係だった。 少なくとも中世の武家社会において、成人男性同士の恋愛はほとんど

    武田信玄は本当に高坂昌信と恋人関係にあったのか? 『甲陽軍鑑』と起請文から読み解く戦国時代の「男色」の真実 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 農水省がEUを〝真似た〟戦略案を作る理由

    農水省が現在、「みどりの料システム戦略~料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現~」の中間とりまとめ案についてパブリックコメントを実施しています(12日まで)。この案、あまりにも実効性に欠けるため、今年9月の国連料システムサミットや11月のCOP26(第26回気候変動枠組条約締約国会議)​で政治家がもっともらしい演説をぶちたいためのものではないか? そんな疑いすら持たれています。前回、有機農業の観点から問題点をお伝えしました。今回は、EUのグリーン政策を形式的に真似ることが、日の農林水産業になにをもたらすのか、整理します。 EUの戦略はたしかに立派だが…… EUは2020年5月、「Farm to Fork Strategy」(ファーム トゥ フォーク、農場から卓までの戦略)を公表しました。フェアで健康的、かつ環境フレンドリーなフードシステムを目指す、とうたい

    農水省がEUを〝真似た〟戦略案を作る理由
  • 中国人が顔データの「無断収集」に激怒するワケ

    スマートフォンのロック解除やオフィスの入室など利用シーンが広がっている顔認証システム。 同分野において「先進国」の中国では、交通違反の取り締まりや行方不明者の捜索などにも活用範囲が及ぶ中、複数の著名ブランドが店舗に顔認証カメラを設置し、来店者情報を無断収集していたことが人気テレビ番組で暴露され、監視社会に慣れきった国民からも激しい反発が起きている。 防犯カメラ装い来店者情報収集 BMWの販売店に設置されたカメラ。防犯カメラかと思いきや、実は個人情報を収集する顔認証カメラだったーー。 「世界消費者権利デー」に合わせて3月15日に放送された中国国営テレビの番組「315晩会」では、BMW以外にもアメリカの水回り製品メーカーKOHLER(コーラー)、アパレル大手のMax Mara(マックスマーラ)の店舗で顔認証カメラが設置されていることが暴かれた。いずれも来店者の同意は得ていない。 コーラーは小売

    中国人が顔データの「無断収集」に激怒するワケ