新型コロナウイルスの感染拡大で大打撃を受けた業界の1つが、ライブなどのイベント中止が相次ぐ音楽業界だ。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・後藤正文氏は「エンターテインメントの支援が後回しにされている現実がある」と指摘する。ベテランバンドマンが考えるライブハウスの役割とは何か——。(第1回/全2回、聞き手・構成=姫路まさのり) ライブハウスで揉まれた大学時代 1つ1つの質問に前のめりに頷き、ステージ上では伺えない温和な笑顔さえ浮かべる後藤。自身も含めた音楽業界の深刻さを誰よりも見晴かしながら、それでいてどこか天気の話でもするように、悠揚と語り始めた。 ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)、愛称は“アジカン”。1996年に大学のサークル仲間4人で結成し、2003年にメジャーデビュー。オリコン1位、アリーナツアー、フェス
新型コロナウイルスの影響でイベントができない音楽業界では、演奏の動画配信や、音楽アプリで楽曲提供する手法が活発になっている。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・後藤正文氏は生演奏にこだわる一方、「音楽配信アプリはもっと普及すべき」とも指摘する——。(第2回/全2回、聞き手・構成=姫路まさのり) 10月のツアーを収録し、有料で配信 前回記事(アジカン後藤「ミュージシャンを“お前らは不謹慎だ”と非難する社会に伝えたいこと」)で、後藤は「生で音楽を聴くという体験は一回切りのもの」であり、「絶対に収録できないものがある」とまで言い切った。アーティスト本人にそこまで発言させるほど、特別で上質な体験である“ライブ”。しかし、コロナ禍の人数制限などの影響で、通常公演もままならない中、運営側がこぞって取り入れたのが、生演奏をネットで全国に届ける「有料配信サービス」であった。 アジカ
アーティストの音楽遍歴を紐解くことで、音楽を探求することの面白さや、アーティストの新たな魅力を浮き彫りにするこの企画。今回はASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントマンであり、インディレーベルonly in dreamsの主宰者でもある後藤正文にルーツを聞いた。 取材・文 / 森朋之 ユニコーンの影響で初めて手にしたギター最初に音楽に興味を持ったきっかけは、小学生の頃にカーステレオで流れていた曲ですね。サザンオールスターズ、井上陽水、マイケル・ジャクソンなどがカセットに入っていて、じいちゃんちに行くときなんかにずっと聴いてました。中でもサザンは両親が大ファンということもあってめちゃくちゃ印象に残ってます。特に「KAMAKURA」(1985年発売)というアルバムはよく車の中で流れていて。今聴いてもめちゃくちゃ凝ったサウンドデザインのアルバムなんですけど、当時から「すごいカッ
9年ぶりの出演!アジカン・後藤正文が見てきた、フジロックの景色#fujirock TALKING ABOUT FUJI ROCK | 2019.05.24 Fri 毎回様々なゲストに登場してもらい、<フジロック・フェスティバル(以下、フジロック)>の魅力/思い出/体験談について語ってもらう「TALKING ABOUT FUJI ROCK」。今回は2日目に9年ぶりの出演を果たすASIAN KUNG-FU GENERATIONから、ゴッチ(後藤正文)さんの登場です。今や日本を代表する人気バンドのひとつとなったアジカンの<フジロック>初出演は、2003年深夜のROOKIE A GO-GO。このライブが評判を呼び、翌年レッド・マーキーに出演したバンドは、06年に初のグリーン・ステージ出演を経験しました。最新作『ホームタウン』を引っ提げての今回のステージは、果たしてどんなものになるのでしょうか。これ
BEST HIT AKG 2 (2012-2018) 「BEST HIT AKG」(2012.1.18 Release)以降の楽曲からセレクトしたBEST ALBUM 第2弾 2018.3.28 Release STORE DOWNLOAD 夜を越えて 2012.6.27 ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2012 踵で愛を打ち鳴らせ 2012.9.12 Single All right part2 2012.9.12『ランドマーク』収録 それでは、また明日 2012.7.25 Single アネモネの咲く春に 2012.9.12『ランドマーク』収録 今を生きて 2013.2.20 Single ローリングストーン 2014.2.26『フィードバックファイル 2』収録 Standard / スタンダード 201
Gotch 『Good New Times』Music Video 2ndソロ・アルバム『Good New Times』の発売に先駆けて、タイトルトラック「Good New Times」のMVを公開! 『Good New Times』はプロデューサー/エンジニアにDeath Cab for Cutieのギタリスト、ソングライター&プロデューサーとして17年間にわたって活躍してきたChris Wallaを迎え、今年2月に東京でレコーディングを行った意欲作。 “Gotch & The Good New Times”として今年初となるバンド編成でのライブも今週末の5/29(日)Barbate Rock 5th Anniversary ~Hige Mirage~から遂にスタート。追って6月5日の頂-ITADAKI-2016、6月8日&9日のビルボードライブ東京、6月20日のビルボードライブ大
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『君繋ファイブエム』というアルバムをリリースしてから随分たったけれども、このところ、このアルバムで掲げた「半径5メートル」について考えている。まあ、当時考えていたことは、例えばインターネットの登場が代表するような情報化社会の中で、それぞれの「半径5メートル」が無茶苦茶になってしまうんではなかろうか、みたいな危機感だった。ひとまずはその「半径5メートル」をしっかりと知覚したり把握したり整理しないとどうにかなってしまうんじゃないか、っていう危機感を反映させてのタイトルだった。コンフリクトして固まらずに現実と接続するための「半径5メートル」についてのアルバムだとも言える。で、まあ、そうして「半径5メートル」のことをチクチクと歌てみたらば存外にグズグズとモヤモヤの塊みたいな歌ばかりになってしまって、丸ごと焦燥感の膜で包んだようなアルバムに出来上がった。どこか青くて切ない、デビュー時にしかできないだ
Our first custom headphones ever, the Massdrop x AKG K7XX have been an enduring community favorite since they first launched more than two years ago. Since then, they’ve received praise from Head-Fi, Super Best Audio Friends, Z Reviews, and more for offering a rare value in the world of open-back cans Read More
ASIAN KUNG-FU GENERATIONについて書いた11年前の文章。新作『Wonder Future』リリース直前の今、読んで欲しいので再掲載します いま発売中のロッキング・オンJAPANはアジカンが表紙巻頭なのですが、 その特集に僕は『もう一度、ロックを救え!』というタイトルを付けました。 アジカンの今回の新作が100%ロック・モードのアルバムだからなのですが、 なぜ「もう一度」なのかということはくどくどと説明しませんでした。 でも、僕にとっては「もう一度」という言葉には大きな意味を込めたつもりです。 アジカンは10年前に日本のロックを救って、そして今「もう一度」救おうとしているのだ、 ということをどうしても強調しておきたかったのです。 11年前、僕はアルバム『ソルファ』のリリース前にJAPAN誌上にアジカンに関する長文の原稿を書きました。 かなりの長文ですが、11年前の当時、
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