大麻を栽培し、密売した疑いで札幌国税局の元職員の男が逮捕されていたことが分かりました。関係先からは1000株以上の大麻草が見つかっています。 札幌国税局の元職員・遠藤恵介容疑者(45)は大阪府の無職・大崎翔太郎容疑者(22)と共謀して今年3月、旭川市に住む男性に乾燥大麻約30グラムを数万円で密売した疑いが持たれています。警察の調べに対し、2人は容疑を認めています。遠藤容疑者が勤めていた札幌国税局が今年6月、「職員が大麻を栽培している疑いがある」と警察に通報。遠藤容疑者はこれまでに大麻草を栽培した疑いで、すでに2度逮捕されていました。関係先からは大麻草1000株以上が見つかっていて、警察は遠藤容疑者が大麻密売グループの一員とみて調べを進めています。