宙に浮かぶ透明球体の中に閉じ込められた世界。 最初はビー玉レンズと呼んでいたんだけど、 ビー玉ばかりではなく、水晶、ガラス、アクリルなど いろんな玉で作るようになったので、 「宙玉レンズ」(そらたま)と名づけてみた。 魚眼レンズのようにピントはバシーっと合わず、 球の周縁部がきれいにボケ、 球の中と外で、天地が反転するところが面白い。 最初は作るのに苦労をしていたけど、 だんだんと簡単に作れるようになってきた。 『ボケ/ブレ不思議写真術―カメラプラス』という著作の中で紹介しています。 最初に考えついたのは、 薄い塩ビ板2枚に穴を開けて、サンドイッチにしたもの。 こんな簡単なものでもオーケー これはイケるんじゃないかと思って、 一眼レフ用に工作したものは、 なんか少し大げさな感じになってしまった。 最新バージョンはアクリル板にアクリル球をくっつけ、 チップ