本日、チケット高額販売反対と称した意見広告が、多数のアーティスト連名で掲載されたようです。BARKSの記事に声明そのものが載っていました。しかしライブ慣れしている人たちの間では、冷ややかな反応がそれなりに。問題提起なんてもう手遅れもいいとこで、みんなで方法を考えようという段階に、なんというやる気のなさでしょう。 自分はオタクコンテンツしか見に行かないので、音楽業界全体がこうだという広い話にはとても持って行けませんが、このオタクライブ業界で売る側の問題として考えるべきものが少なくとも2つあります。感情問題ではなく、確率の側面からなにが問題かを整理しておくと… [1] CDつき応募券の問題 一例として、10000席のライブに対して、過去の実績から20000枚くらい売れる見込みだったとしましょう。面倒なので購入数=応募数として。理論上50%当選なので2枚買う…わけにはいきません。50%を2枚で落