2017年7月21日のブックマーク (1件)

  • 黄昏せまる宗主国。その主として。~おんな城主直虎28話~ - シェヘラザードの本棚

    前回までは基的に井伊家の内政にじっくり取り組んできたお話に、フォーカスが置かれていました。 これまでも極めてミクロなテーマの中から戦国というマクロがちらちら見えてましたが、今川家の目線を通すことで魑魅魍魎がうごめくマクロの厳しさを突きつけてくるものであったと思います。 そしてミクロな努力やそこに生きる人々の積み重ねがこれまであったからこそ、マクロの為政者が判断を下す事の重みがあらわれていたのが今回であったと思います。 まぁ、なんといっても寿佳尼と直虎のやりとりに心奪われたのですが、まずは氏真の成長について触れていきたいと思います。 <共にあればこそ> 自信や能力がないまま、当主といっても自分をお飾りのように感じている氏真。彼と寿桂尼の能力差がこれでもかと描写されていました。 武田義信の自害が伝えられたとき、氏真は感情のままに怒りを爆発させましたが、寿佳尼はノータイムで解事実的な対応として

    黄昏せまる宗主国。その主として。~おんな城主直虎28話~ - シェヘラザードの本棚
    hydrangea2602
    hydrangea2602 2017/07/21
    ”直虎の「本質」を一番に理解して共感してたのは彼女”それに尽きる回でした。理知と理性、情/非情を兼ね備える寿桂尼の恐れ。事細かに考察されているのを読むと、頭の中のドロドロがサラサラと溶けていくようです