直虎が終わってちょっとほわほわしています。 もともと脚本家の森下さんの作品に出てくる登場人物達はキャラクター的でありながら、どこか生々しさ残していて、 本当に彼らの人生を共に追体験するような感覚に捕らわれるんですよね。 物語の人物でありながら「生きている!」という実存感をかんじさせられる。 だからその主人公たる直虎の一生を一年近く共に見守ってきて、その虚脱感がすごいです。 正直な所、頭の中すっからかんな状態ですが、とりとめとなく最後の感想を書いていこうと思います。 <負の鎖は溶かし、正の連鎖を紡ぎなおす> まず私がこのドラマの初期の方に感じていた事が以下にあります。 12話まで視聴して、このドラマはどんなドラマかと聞かれれば、 「土着の狭い共同体と『家』。濃い血縁関係が生み出す閉塞感。それらのしがらみがあるゆえに、乱世というパラダイムシフトについていけない者たち。そして・・・」 といったと