前回の隠し子事件からの女達の友情の芽生えから、今回はうってかわって気賀に営業を領主自らかける直虎さん。 そこで名前も知らずアドバイスを受けてた「盗賊の頭」と思わぬ形で再会することになりました。 ていうか銭を子供に掏られて追いかけたら、逆に捕まり身代金要求され、それに振り回される井伊谷の人々という話なのですが、 武田・今川・織田勢などののマクロが大きく変化していく中で、それでもミクロにフォーカスをあていく実にこの大河らしいお話でありました。 といっても、直虎と盗賊の頭である龍雲丸との問答はかなり興味深く、そこから戦国の世がどうものか見えてきました。 <そもそもなぜ国が侵略するのか?> が、その前に「領主なんて他人の土地を奪って暮らす大泥棒だ」との龍雲丸の言葉を受け、高瀬にそこんとこどうなの?と聞く直虎さん達の会話から焦点をしぼっていきたいと思います。 高瀬は 「おらたちの手で食べ物を作ってい