某匿名掲示板には、貧乏な家に生まれたら人生終了と言ったスレッドがあるが、私はそんな論調に異を唱えたい。いや、言葉を正すと、人生までもが終了ではないと、伝えたい。 とりわけ、本稿では今人生に絶望している貧乏な家(ここでは世帯年収250万以下とする)に生まれた中学生の男へとこれを述べる事とする(女の人生は外乱が多い為、ここでは殊更論じない) まだうら若き不幸な男子諸君が以下の内容を読んで、少しでも励まされれば筆者は幸福である。 1 宮廷レベルの大学に入れないのなら大学など 行かなくて良い。 言葉を平易にすると、勉強に於いて学年で上位5%に入れないのなら、もう大学進学を諦めろ、という事だ。断っておくが、なにも私は学歴社会など最早崩壊したと講釈を垂れたい訳では無い。学歴はまだまだ厳然として彼の箔を付けてくれるものではあるが他方、巷間の論調に惑わされて、絶対に大卒でなければなんて思い込む必要も断じ