文=川端暁彦 7月18日から20日にかけて『国際ユースサッカーin新潟』が開催された。今年で19回目を迎える同大会にはU-17日本代表をはじめとして、U-17セルビア代表、U-17メキシコ代表、そして地元のU-17新潟県選抜が参加。総当たり戦で優勝を競った。 その最終日に当たる20日の第1試合、日本とセルビアの一戦でアクシデントは起こってしまった。前半終了間際、セルビアの左SBチュブリロが熱中症になって倒れたまま立ち上がれなくなり、そのまま救急搬送されてしまったのだ。さらに右SBのペヨヴィッチも同じ症状を訴えて同時に救急搬送。二人の選手を失ったセルビアのイヴァン・トミッチ監督は「この大会のオーガニゼーションはどうかしている」と試合の続行を拒否。そのまま試合は中止となった。 トミッチ監督は第2試合終了時点でも、ハーフタイムに2選手が嘔吐していたことを明らかにした上で、18人登録で3日連続90