中小企業が注目 外国人留学生 2月29日 20時13分 ことしは3月から大手企業の会社説明会が解禁され、就職活動が本格化します。このところ学生の「売り手市場」が続くなか、中小企業が注目しているのが日本の大学や専門学校などで学ぶ外国人留学生。その採用を進める中小企業の現場と課題を報道局遊軍プロジェクトの川島進之介記者が解説します。 増える外国人留学生の就職 日本企業に就職する外国人留学生の数は、ここ数年増加が続き、おととしは12,958人と過去最高を更新しました。 大企業に就職する留学生も多いのですが、就職先の半数以上を占めるのは中小企業です。背景には、経済のグローバル化が進んで、製造業を中心に中小企業にも海外との取り引きなどが求められるようになっていることがあります。 外国人留学生に注目する中小企業 留学生を積極的に採用している中小企業の1つ、埼玉県川口市の金属加工メーカーを取材しました。