1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。
![5年連続の“官製春闘”で糊塗するアベノミクスの経済失政|日本経済一歩先の真相](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/855e765ffc99935c122667e01031700dd5a8d062/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fc799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp%2Fimg%2Farticle%2F000%2F216%2F844%2Fa4dbb00d2d045ecdfaf7314af35916f920171102131642808.jpg)
きょうは「文化の日」だ。1946年のこの日に現在の日本国憲法が公布され、その2年後、憲法の精神に基づいて「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日として文化の日は生まれた。 しかし、そうした「文化の日」の考えを全否定するような動きが、近年広がっている。「文化の日」を「明治の日」に変えよう、というのだ。 きょうは明治天皇の誕生日であり、戦中の1926(昭和2)年に「明治節」が制定された。「明治の日」に改めようと祝日法改正を目指す団体「明治の日推進協議会」は〈明治時代を振り返ることを通じて国民としてなすべきことを考える契機にした方が良い〉と主張。同団体が昨年11月1日に国会内でおこなった集会では、自民党から安倍首相に近い議員ら12人が駆けつけた。参加した自民党議員の発言を朝日新聞から拾ってみる。 「神武天皇の偉業に立ち戻り、日本のよき伝統を守りながら改革を進めるというのが明治維新の精神だった。その
高度経済成長の中で広まった「一億総中流」の意識は、すでに過去のものとなったのか(撮影/写真部・岡田晃奈)この記事の写真をすべて見る じわじわと広がる日本社会の格差。それは教育にも多大な影響を与えている。 「日本は識字率100%ではないのではないか」 関西の公立中学校で社会科を教える男性教諭Aさん(39)は、そんな疑問を持っている。 授業で生徒に教科書を音読させると、漢字をほとんど読み飛ばす。自分の住所も書くことができない。そんな生徒はクラスに1人、2人ではない。 感じるのは、そうした生徒たちは、生活保護を受けるなど貧しい家庭の子が多いということ。夜に親が家にいない子も多い。ひとり親で、生活費を稼ぐために夜も働いているからだ。 「経済的に恵まれた家庭とは、本など周囲においてあるモノ、日常的に接する文字がまったく違う。文字をちゃんと読めないまま卒業しても、健全な社会人になるとは思えない。まさに
「クールジャパン」なる標語がかまびすしく喧伝されるようになって久しいが、その成果は一部のアニメ作品に関するもの以外ほとんど聞こえてこないのが現状だ。 そんな状況に対し、岩井俊二監督が疑問の声をあげている。それは、「SPA!」(扶桑社)2017年10月24日号に掲載された上杉隆氏の連載「革命前夜のトリスタたち」でのこと。 岩井監督は、政府や行政が押し進める「クールジャパン戦略」について、その成果に疑問を抱いている。たとえば、こんなことがあったらしい。 「僕の作品が韓国で上映されているとき、隣で日本映画祭みたいのをやっていたんだけど、誰がこのラインナップを決めたんだと思うような知らない作品ばかり……。僕の映画には行列ができていて、日本映画祭に来ていた大使館員とか役人らしき姿があったけど、話を聞きにくればいいのに挨拶すらない(苦笑)。僕は役人を毛嫌いしているわけじゃないし、知っていることなら教え
2020年東京五輪・パラリンピックに向けて屋内禁煙の機運が高まるなか、外食業界が分煙席を設けない全席禁煙にカジを切り始めた。先行する日本マクドナルドなどに続き、日本KFCホールディングスやファミレス「デニーズ」も全店で踏み切る。背景には来店客だけでなくアルバイトの従業員までたばこの煙を嫌っていて、従来の分煙では採用が難しくなってきたことがある。人手不足が外食各社の背中を押した格好だ。 外食業界は禁煙強化に慎重論が根強い。飲食や飲酒と喫煙は親和性が高く、喫煙客の反発から短期的な売り上げ減少が避けられないためだ。ただ若年層の喫煙率が下がるなか、各社は将来にわたって来店してもらうためには禁煙が不可欠とみている。 東京都が屋内を原則禁煙とする条例案を18年2~3月の都議会に提出する動きを先取りし、各社は全国の店舗に全席禁煙を広げようとしている。多くは席と別に喫煙スペースを設けるが、敷地内では一切吸
結局、すべて「総理のご意向」どおりに! 加計学園獣医学部が認可の見通し、疑惑は何ひとつ晴れていないのに 選挙が終わるや否や、これである。本日、文科省の大学設置審議会が判断を保留してきた加計学園の獣医学部新設について課題に改善が見られると評価し、10日の答申において来年4月開学で認可される見通しだといっせいに報道されたのだ。 しかし、驚きはまったくない。認可が下りることは最初から既定路線だったからだ。あらためて、疑惑の発端となった内部文書と、昨年10月21日に当時の官房副長官である萩生田光一氏が文科省の常盤豊高等教育局長に伝えた内容がまとめられた文面を確認したい。 「平成30年4月開学を大前提に、逆算して最短のスケジュールを作成し、共有いただきたい」 「(設置の時期は)これは総理のご意向だと聞いている」 「総理は『平成30(2018)年4月開学』とおしりを切っていた。工期は24ヶ月でやる。今
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東日本大震災で被災した東北3県の全127市町村に東京五輪・パラリンピック参加国との交流事業への参加を募ったところ、応募が11市村にとどまったことがわかった。被災地からは「五輪を考える余裕はない」という声も上がっており、政府が掲げる「復興五輪」はかけ声倒れとなっている。 政府は「復興『ありがとう』…
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