自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 2014年5月16日に、「国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議」が発足して初の会合が開かれた。 国立公文書館は歴史的に重要な公文書を保存して公開する施設であるが、すでに書架は満杯になりかかっており、2016年度までしかもたないと言われている。 国立公文書館は歴史研究にも重要な施設ではあるが、国民に対する説明責任を果たすという意味でも重要な意味を持つ。 昨年末の秘密保護法をめぐる議論でも、「特定秘密」はいずれは国立公文書館に移管されて公開されるということが大きな焦点となっていたことを記憶されている方もおられるだろう。 だが、なかなかに存在が地味で、予算を回してもらえなかったり、人員が増えなかったりと、軽く扱
![国立公文書館新館建設に向けて: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/91294c5e7d5927632be882106d59f6c861902287/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.ss-blog.jp%2F_common%2Fimg%2Fsonet_logo_l.png)