まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡---梅田望夫氏の著書「ウェブ時代をゆく」の中の節のタイトルである。「時代の巨大な変化の中で個人がどう生きるべきか」をテーマにしたというこの本の中で,Rubyを生み「オープンソースで飯を食う」生き方を実践するまつもと氏の生き方に,梅田氏は何を見い出したのか。梅田氏とまつもと氏が,インターネットがもたらす新しい時代の新しい仕事,新しい生き方を語る。 (司会:高橋信頼=ITpro/矢崎茂明=日経ソフトウエア,写真:室川イサオ) まつもとゆきひろさんとの対談「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(前編)がアップされました。後編は明日。どうぞお楽しみください。 このたびの日本出張での「ウェブ時代をゆく」に関連する仕事の選び方については、この本のテーマでもある「個」ということに僕自身ものすごくこだわった。 じつは僕は、この機会に、本対談の司会役(インタビュ