20数年前に新卒で入社したわたしを育ててくれたのは配属先の上司であり、社内エンジニアリングコミュニティだ。 最初のプロジェクトは日本語COBOLのプリプロセッサを作るというものだった。大学でソフトウェアを学んだが、職業としてプログラムを組むという経験はなかった。プログラムを作ることのいろはをその会社で学んだ。 新卒の初心者プログラマの日常はこんな感じだ。 よ「プログラム書きました〜」、先輩「あれ〜、どこにファイル置いたの?チェックインした?」、よ「まだでした」、ぱたぱたぱた、よ「チェックインしました〜」、先輩「あれー、ビルドできないなあ、コンパイルエラーが出るよ」、よ「コンパイルしていませんでした〜。今直します〜」、あれやこれや、よ「出来ました。ばっちりビルドも出来ます〜」、先輩「あれー、テストが通らないなあ、ちゃんとテストしたの?」、よ「テストはしていません(きっぱり)」、先輩「おいおい
![2010-03-27](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)