僕は、お客様に企業内ソーシャルウェアの事をよくお話にお伺いします。IT部門の担当者の方、何々部長、CIO、CEO等、お話する相手は様々です。その時にほとんどの場合にお伺いするのが、「ソーシャルの良さは分かった。でもそれは理想論。うちの社員は情報など出さない。自分の仕事で手一杯で、人の質問になど答えている暇はない。」という内容です。それを聞く度に、なんか悲しくなって、あまりいい事も言えず、すごすごと帰ってきてしまいます。 そんな中、昨日、大久保寛司氏の講演を社内で聴講する機会がありました。大久保さんは、それはそれは多くの企業、公共、団体で人と経営についてお話されている方です。ちょっと検索していただければ分かりますが、とても評判になっています。ちなみにIBM出身者です。 講演の中で、伊那食品工業、ネッツトヨタ南国、菓匠Shimizuなどの例を出しながら、凄い企業が何を考えているのか、ある種、感