📕「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」 🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346 ご愛読&応援ありがとうございます。🙇 🖋異世界ファンタジー部門週間ランキング:609位→565位。😃 →念願の500番台に復帰しました!🎉✨ 長くは続かないでしょうが。😅 作品フォローとおすすめレビュー「★」、ありがとうございます。🙇 練習がてら「★」をつけて頂ければ、幸いです。ポチッと👉🔘。 🖋ついでに時代物短編「蛙の半兵衛泣き笑い」がランク🆙。😃 →カクヨムコン9短編の部にノミネートしております。 サクッと読める痛快人情譚。終盤の斬り合いは渾身の力作です。 ぜひ一度お試しを~!🙏😊 https://kakuyomu.jp/works/16817139555925091068
競技場に入ったステファノは、毎度おなじみの道着姿だった。いつもと違うのはヘルメスの杖を携えていない点である。かさばる杖は台車を操作する邪魔になるので、今回は置いて来た。 その代わりに、腰の帯には墨染の縄を巻いたものを下げている。いつもは杖に結んで運んでいるものを、身につけて来たのだ。 (今日の試合では、この「蛟(みずち)」が杖の代わりだ) イドをまとわせれば、思い通りに「杖」となり、「鞭」となる。 (水を含ませれば、ヘルメスの杖以上に雷気を通す。武具としての応用性は「蛟」の方が高い) ステファノが身につけたイドの制御と変幻自在な魔法行使能力があってこその性能であった。 試合開始前の時間、ステファノは試合相手であるエトワールを観察した。彼女はステファノとはタイプの異なる武術着を身につけていた。 (あれって、やっぱり武術をやる人の服装だよね) 薄手の上下は体にフィットした伸縮性のある素材に見え
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