(CNN) 犬は特定の言葉が特定の物を指すことを理解できるとの研究結果が発表された。そうだとすると、犬は人間と同じように言葉を理解している可能性がある。 この研究を行った研究者らは、研究結果について、人間以外の動物の中で言葉を理解するための脳活動が行われていることを示す初の証拠を提示するものだと主張するが、この分野の他の専門家からは、そう結論付けるにはさらなる検討が必要との指摘を受けている。 犬が「座れ」「待て」「取ってきて」といった指示を覚え、それらの言葉に教えられた行動で反応できることは以前から知られているが、犬が名詞をどの程度理解しているのかを解明するのは容易ではない。 そこで、同研究論文の主執筆者であるノルウェーのスタバンゲル大学の准教授で、ハンガリーのエトベシュ・ロラーンド大学の研究者でもあるリラ・マジャリ氏と、同じくエトベシュ・ロラーンド大学の研究者のマリアンナ・ボロシュ氏は、