夜行というのはなんだか不穏な響きがある。これは、寝て起きたら、全く知らないところに突然放り出されるということに起因するのではないかと思う。 赤い車体がなおのこと怪しい印象を強める寝台列車、サンライズ瀬戸に乗り込んだ。東京から高松へと向かう便である。ライトに照らされた細い通路が奥へ奥へとと続いている。入り口すぐのところが、どうやら僕の部屋であるらしかった。 乗車前日、ビールについていろんな作家が何事かを書いている本を読んでいた。パラパラページをめくっていると、恩田陸の文章に目をひかれた。何やらその文章を読んでいると、旅先の列車の中で飲むビールに勝る幸福はない、その際、ただの紙コップで飲み始めるなどというのは、旅情を解さない者のやることで、ちょっと気の利いた酒器のひとつでも持ち込んでいるのであれば、その幸福は一段も二段も高まるものなのであると、自信ありげに書かれていたのだ。 旅行も好きで、酒も
こんにちは、高円寺メタルめしのヤスナリオです。 今日は、僕のお店のまかないメシの定番「ツナ缶じゃがドライカレー」をご紹介します。 ドライカレーというと、ひき肉を使うものや、チャーハンのようにご飯と具を一緒に炒めるものなどもありますが、これはツナ缶を使い、じゃがいも、玉ねぎを炒めてカレー粉、ソース、トマトケチャップを混ぜるだけ。常備してある材料と、普段使いの調味料で手軽に作れますよ。 煮込まずに炒めてサッとできるので、今すぐカレー的なものが食べたい! そんなときにもうれしいひと皿です。 ヤスナリオの「ツナ缶じゃがドライカレー」 【材料】1人分 じゃがいも 中1個(130g程度) 玉ねぎ 1/4個 ツナ缶(オイル漬けタイプ) 1缶(70g程度) カレー粉 小さじ1 中濃ソース 大さじ1 トマトケチャップ 小さじ1 サラダ油 小さじ1 粗びき黒こしょう、乾燥パセリ 適量 ご飯 1人分 目玉焼き
心とはそもそも一つである そこで冒頭ですでに述べた点について論じることになる。そもそも心とは一つではないだろうか?そもそも私たちが何かを体験するとは、一つの心が体験しているのではないか? 私が決まって出す例をここでも出す。目の前に赤いバラがある。「あ、バラだ、きれいだな」という体験を持つ。いわゆるクオリアとはそのようなものだ。クオリアとは、ラテン語 qualiaで、私達が意識的に主観的に感じたり経験したりする「質」のことを指す。この様な体験をするとき、私の心は一つである。つまり同時に他のことは考えないのだ。ところがこのような主張はすぐさま反論に遭う。よくアンビバレンスという言い方がある。両価性、ともいう。一つの心があるものに対してしばしば正反対の感情反応や価値判断を下すことをいう。例えば先ほどのバラの例であれば、心のどこかで「毒々しい色のバラだな」という反応も起こしている可能性がある。思う
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く