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  • 第一回講義

    2002年度前期                           入江幸男  学部「現代哲学講義」「指示と問答(3)」 大学院「言語哲学講義」「問答の意味論(3)」 第一回講義 (April.16.2002) §1 導入 1、講義のねらい この講義は、言葉による指示を分析しようとするものです。その背後には二つの関心があります。 (1)存在論の関心 我々が何かを指示するとき、我々は、それが存在していると考えています。「存在するとは、知覚されることである」といったのはバークリですが、われわれはむしろ<存在するとは、指示されることである>と言えるかもしれません(吟味中)。 もし、このようにいえるとすれば、「何が存在しているといえるか」という問いは、「何を指示できるのか」という問いに置き換えることが出来ます。「何を存在していると考えているのか」という問いは、「何を指示しているか」という問いに

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