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ブックマーク / levha.net (4)

  • 試訳:探求者の心得

    「探求者の心得」 イブン・アラビー 最も高き神にこそすべての称賛と感謝あれ。かれの使徒の上に祝福と表敬あれ、かれの使徒の一族、同胞たちの上にも。 このささやかな指南の書は、自らが創造された由を全うし完成するために、信仰と希望と愛の道を歩みたいと望む者への返答である。「何を信じるべきか。またその始まりに、何よりも先にすべきことは何か」という問いへの答えとして書かれている。 おお、永遠の美をあこがれる者よ、真の願望へいたる道を旅する者よ。あなたが真実の道を知り、見出だし、歩めるよう、神があなたの成功を助けたまいますように。神があなたや私たちの行ないを、かれの御喜びと目的を果たすために用いたまいますように。始まりと終わりとその間にあるもの、そしてそこにある成功はただかれのみに属する。 真実へと近づくこと、これが永遠の救済と祝福にいたる道であり手段である。神は御自ら、かれが私たちの近くにおられるこ

    試訳:探求者の心得
  • オミッド・サーフィ先生:「文脈、文脈、文脈」 – 裏庭の雑記

    デューク大学イスラム学センターのディレクターをつとめるオミッド・サーフィ先生がOn Being with Krista Tippettというとこに書いている週1連載のコラムがあります。毎週木曜更新なのですが、1/7更新分のはふだんの倍近い長文でした。 “Ten Ways on How Not To Think About the Iran/Saudi Conflict”。他の要因はすっとばして「宗派対立」で説明しちゃいたくなる誘惑は強い。スンニー、シーアといった宗派の相違が対立の要因に全くなっていないとは言わないが、でも決してそれ『だけ』ではない。文冒頭にもある通り、要約するとそういうことが書かれたコラムですが、では理解するためには何が必要なのか、 let me share a few points that I think might be useful to keep in mind

    オミッド・サーフィ先生:「文脈、文脈、文脈」 – 裏庭の雑記
  • 試訳:赤い知性

    「赤い知性」 スフラワルディー 愛あまねく慈しみ深い神の御名において。 (1) 二つの世界を司る王に称賛あれ。過去においても現在においても、また未来においても、存在のすべてはかれの存在によるものである。 「最初にして最後なるお方、あらわすお方、秘めるお方、万事を知りたもうお方である(コーラン57章3節)」。また生けるもののためにかれが遣わしたもう御使いたちに祈りと敬意あれ。中でもとりわけ選ばれし者ムハンマド、預言の封印たる者に。また彼の朋友たち、宗教を学ぶ者たちにも。彼らすべての上に神の御満悦あれ。 (2) わたしはわが愛すべき友の一人に、鳥たちは互いの言葉を理解しているのだろうかと問われた。 「そうとも、彼らは理解し合っている」、わたしは答えた。 「どうしてそんなことを知っている?」、彼は言った。 「最初に」、わたしは言った、「創造者がわたしを実在の領域に連れ出そうと望み、その際にかれは

    試訳:赤い知性
  • 『精神的マスナヴィー』1巻 ジェラールッディーン・ムハンマド・バルヒー・ルーミー

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