キリングループの「ブラジル・キリン」社は、「Devassa(デベッサ)」ビールをブラジルでの主力商品としているが、女性モデルを起用した新広告が同国内で問題視されている。 【もともと注目度高いデベッサ広告】 現地報道によれば、「女性モデルの装いやポーズに加えその宣伝文句が挑発的で過激」という理由で、10月、女性団体などからブラジル政府に広告差止めの請願書が提出されたという。これを受けて、政府も同社への処分を検討しており、注目が集まっているようだ。 ビールのデベッサといえば、その広告については以前から話題に事欠かない。例えば2010年にはパリス・ヒルトンをイメージモデルに起用。「映像の内容が官能的すぎる」と国内の女性団体が広告打ち切りを要求したが、このCMは世界的に広まり、現在でも賛否が分かれている。 【南米市場進出予定のキリンの足を引っ張る事にも?】 今回の広告問題も似た展開を示しているが、